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元京都市立清水小学校跡地活用計画の
合意に関する覚書締結について

2017年7月13日
NTT都市開発株式会社

NTT都市開発株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川 裕)は、元清水小学校開発プロジェクト(以下、本プロジェクト)において、本日付けで京都市(京都市長:門川 大作)と清水自治会連合会(会長:田中 博武)の三者により三者合意書を締結し、事業実施に関して合意しました。今後の予定としては京都市と土地賃貸借契約を締結し、この地の特性を活かした事業を展開してまいります。

本プロジェクトは、NTT都市開発が開発から経営までを行う初の直営ホテル(運営は株式会社プリンスホテルへ委託)となります。歴史情緒溢れる清水の地と、そこで人々の記憶を刻んできた建物にふさわしいホテル名を今後検討してまいります。

本敷地は清水寺へ続く松原通に面しており、敷地周辺は路面店が立ち並び季節や時間を問わず国内外からの観光客で賑わっています。また、本敷地より周囲を見渡せば、東山の緑豊かな山並みと京都の町並みを一望できます。このように恵まれたロケーションにおいて、この場所の歴史を未来へつなぐという思いを込め、上質なおもてなしをご提供しお客様の記憶に刻まれるホテルを開発してまいります。

<計画概要>

所在地京都市東山区清水二丁目及び清水四丁目
敷地面積7,296.19㎡(公簿面積)
延床面積約6,880㎡
構造規模地上4階 RC造
客室数約50室(平均客室面積50㎡以上)
主要用途ホテル,集会所等
開業2019年夏頃(予定)

コンセプト

「記憶を刻み、未来へつなぐ」

清水小学校は、未来の京都の輝かしい街づくりをめざして明治の先人たちが英知と努力を結集し、地域住民の寄付により創設した番組小学校の一つとして明治2年に開校しました。そして、日本の伝統・文化が生き続ける京都の地で歴史を刻み、人々の学びや地域のコミュニティ創出に貢献し、地域の人にとってかかせない場所となりました。
わたくしたちは先人達の思いを受け継ぎ、清水小学校の歴史という記憶をこの場所に刻みこみます。そして、この場所で過ごした新たな思い出が訪れた人々、地域の人々の記憶に刻まれ、未来へとその記憶がつながれることを願い、本プロジェクトに取り組んでまいります。

歴史を継承するホテル

昭和初期に建てられた歴史的に価値のある既存校舎の意匠を残し、そこに和×洋、モダン×アンティークといった異なる要素を掛け合わせることで、重厚感ある空間にどこか奥ゆかしさ漂う高品位なホテルといたします。

地域貢献・地域コミュニティの継承

開校当時から清水小学校が地域の人々の絆を深める場であったように、地域の集会やイベントに利用できるよう敷地内には集会所を設置し、地域コミュニティの活性化に寄与します。また、非常時には避難所としての機能を担い、「安全・安心」なまちづくりに貢献します。

[全体イメージ]

※イメージであり、今後変更の可能性があります

[建物外観・芝生広場イメージ]

※イメージであり、今後変更の可能性があります

[芝生広場からの眺望イメージ]

※イメージであり、今後変更の可能性があります

[客室イメージ]

※イメージであり、今後変更の可能性があります

[集会所イメージ]

※イメージであり、今後変更の可能性があります

お問い合わせ先 広報・マーケティング室 石坂・久保田Tel.03-6811-6241