NTT都市開発株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 中川 裕)は、コラボレーションパートナーである東京藝術大学COI(※1)拠点文化外交・アートビジネスグループ(所在:東京都台東区、東京藝術大学社会連携センター 特任教授 伊東 順二)とともに、大手町プレイス地下2階に2019年4月1日~2019年12月末までの期間限定で実験的にオープンする「OTEMACHI PLACE Lab」を提供することになりましたのでお知らせいたします。「OTEMCHI PLACE Lab」は、以下の2つの空間から構成されます。「ART Lab powered by GEIDAI COI」は、東京藝術大学とNTT都市開発株式会社が提供する、「アート×ICT」を体験できるスペースです。ビジネスパーソンや来街者の方々の創造力や構想力を刺激し、「知性と感性」を養う機会(期間を通じて3つの体験を予定)を提供いたします。また、NTT都市開発が提供する「LIFORK Lab(リフォークラボ)」(※2)は新しいテクノロジーや仕組みを取り入れた実験的シェアスペースです。「OTEMCHI PLACE Lab」の提供を通じ、大手町プレイスおよび大手町エリアのさらなる活性化を図るとともに、実験的取り組み内容を今後の街づくりに活かしてまいります。
※1 COIセンター・オブ・イノベーション※2「LIFORK Lab(リフォークラボ)」「LIFORK Lab」は、様々な街や空間を「より良い人生のために働く空間」に変えていくブランドとして、NTT都市開発株式会社が2018年4月に立ち上げた「LIFORK」が展開するスペースです。イベントスペースやラウンジとして、新しいテクノロジーや仕組みの実験をしながら、ビジネスパーソンや来街者が集う場を提供いたします。
<参考資料>
■イベントスペースとしての利用について
イベントやセミナー、懇親会等にご利用頂けるイベントスペースです。家具を自由に配置してフレキシブルにご利用頂けます。ビジネスパーソン等が参加できるイベントとのコラボレーションも検討しており大手町エリアのハブとなる場を提供いたします。
■ラウンジとしての利用について
イベントスペースとして利用がない時間帯は、会員制のラウンジとして無料でご利用頂けます。好きな色のクッションを選んで、好きなコーヒーを自分で淹れて、好きな場所に座ってというように、ひとつひとつ自分で自由にカスタマイズしていく、そんな働き方を実現するスペースです。
■実験的取り組み内容
新たなテクノロジーの実験として、東日本電信電話株式会社が支援する、以下のベンチャー企業のテクノロジーの導入を予定しております。利用者に応じて品揃えをカスタマイズし、キャッシュレスで支払い可能な、600株式会社の「無人コンビニ600」を設置し、多様で便利な働き方を支援します。2,000種類以上の世界の風景の放映が可能な、株式会社ランドスキップのバーチャルウィンドウ「Window Air」を設置し、閉塞感のある地下空間を癒される空間へ変えていきます。スマートフォンをかざすだけでモノや場所とオンライン(情報)をつなぐ、株式会社アクアビットスパイラルズの「スマートプレート」の設置により、様々な企業の最新のテクノロジーの情報を配信し、常に刺激を受けビジネスを加速させるきっかけを提供いたします。
上記以外に、大手町プレイス入居企業やLIFORK会員、その他企業との協業も検討しております。
ART Lab powered by GEIDAI COIについて
■大手町プレイス×東京藝術大学コラボについて
ワールドワイドで多彩に活躍するビジネスワーカーが多く集まる街・大手町。ここで働くワーカーの教養を高め、更なるビジネス成長をサポートする「場」「コミュニティ」、そしてNTTグループならではの「◯◯×ICT」により新たな「体験」を提供できないか、様々な可能性とコラボレーションを検討してきました。
今回のテーマは「アート」。そして、コラボレーションパートナーは「東京藝術大学COI拠点」。「人・街・時をつなぐ」を開発コンセプトとする大手町プレイスにおける、東京藝術大学とNTT都市開発のコラボレーションによる「アート×ICT」の新たな取り組みにご期待ください。
●東京藝術大学COI拠点と、今回のコラボレーションについて
江戸時代から明治、大正、昭和、平成にかけて日本の文化、経済の中心地である大手町、神田、日本橋地域に、その現代的融合を図るために建設された大手町プレイスはその両分野に置いて新しい時代における革新的な姿を見せる役割を負っているといっても過言ではない。
そして今、日本経済の大きなベクトルとドライブが文化経済志向にシフトする中、私たちは今後の社会の大きなモチベーションセッターだと期待されるアートの表現、技術、材料、資源などを総合的にパラダイムシフト実験をすべくここに大手町アートラボラトリーをNTT都市開発と共に設立し、未来の街の創造的基盤づくりを推進して行きたいと思う次第である。
ディレクター、キュレーター:伊東順二(東京藝術大学社会連携センター特任教授)
■ART Lab powered by GEIDAI COIについて
「ART Lab powered by GEIDAI COI」は、大手町プレイスにおいて、東京藝術大学とNTT都市開発が、「"ART LIVE!- 創造する都市(まち)」をコンセプトに提供する「期間限定のアート×ICT体験スペース(期間を通じて3つの体験を予定)」です。
2019年4月4日からは第1弾として、「バベルの謎-アートデータサイエンスの創造-」と題し、インターネットを通じてピーテル・ブリューゲルの名画「バベルの塔」の謎に迫るとともに、螺旋状の空間の中で、東京藝術大学COI拠点で制作された「バベルの塔」の3D映像「Study of BABEL」をはじめとした、視覚と音の空間体験をご提供します。
世界有数のビジネス拠点「大手町」の最新高層ビルである大手町プレイス内で、世界有数の名画にまつわる情報の海を泳ぐような、芸術の奥深い一面を味わえる空間体験をお楽しみいただけます。
「ART Lab powered by GEIDAI COI」第1弾体験 展開図
また、2019年7月頃に第2弾、10月頃に第3弾を予定しております。NTTグループのICT技術と東京藝術大学の自由な発想と技術を生かした斬新な企画を検討中です。
その他、「LIFORK Lab」での、各種アートイベント開催も予定しております。イベント詳細も随時、大手町プレイス公式サイトにてご案内いたします。
■オープニング記念 展示イベント
「甦るべき明治 ~維新を支えた下絵の世界~」高岡銅器下絵&クローン文化財展示イベント
上記、ART Lab powered by GEIDAI COIをさらに盛り上げるべく、東京藝術大学と富山県高岡市のご協力のもと、大手町プレイス2階カンファレンスセンター前ロビーにて、展示イベントを開催いたします。
高岡市立博物館資料室で発見された「明治期の絵師たちが製作した下絵」、「明治期の実際の逸品」、「現代テクノロジーと職人により製作された明治期の再現モデル」を同時に展示し、時を超えたアートに触れていただけます。
【概要】
<会場> | 大手町プレイス2Fカンファレンスセンター前ロビー (東京都千代田区大手町2丁目3-1) |
<開催日時> | 2019 年 4 月 4 日(木)~4 月 12 日(金) 10時 ~ 19時 観覧無料 |
<主催> | 東京藝大 COI 拠点文化外交・アートビジネスグループ |
<協力> | 高岡市、高岡市立博物館、伊東順二事務所 |
<協賛> | NTT都市開発株式会社 |
<企画、構成、演出> | 伊東順二(東京藝術大学社会連携センター 特任教授) |
<学芸協力> | 高岡市立博物館 |
<監修> | 原田一敏(東京藝術大学社会連携センター 客員教授) 相原健作(東京藝術大学社会連携センター 特任研究員) 仁ヶ竹亮介(高岡市立博物館 主査学芸員) |
<お問い合わせ> | TEL 050-5525-2787(東京藝術大学社会連携センター) |
大手町プレイス地下1階から地上2階について
■大手町プレイス ショップ&レストラン
地下1階から地上2階には、多様なシーンにご利用いただける29店舗のショップ&レストランがあります。大手町から神田方面へ抜ける「グリーンプロムナード」や、緑に囲まれた「サンクンガーデン」とともに憩いの場を提供しております。
■大手町プレイス ショップ&レストラン
地下1階から地上2階には、多様なシーンにご利用いただける29店舗のショップ&レストランがあります。大手町から神田方面へ抜ける「グリーンプロムナード」や、緑に囲まれた「サンクンガーデン」とともに憩いの場を提供しております。
■大手町プレイス カンファレンスセンター
1・2階には、2分割可能な750㎡のホールおよび複数のカンファレンスルームを有する国際カンファレンスセンターがあります。高級感のある内装で、グローバルなカンファレンスから学術会議まで、多様なニーズにフレキシブルに対応いたします。
■大手町プレイス カンファレンスセンター
1・2階には、2分割可能な750㎡のホールおよび複数のカンファレンスルームを有する国際カンファレンスセンターがあります。高級感のある内装で、グローバルなカンファレンスから学術会議まで、多様なニーズにフレキシブルに対応いたします。
大手町プレイス アクセス
東京メトロ 大手町駅 A5出口 徒歩1分、JR 東京駅 丸の内北口 徒歩7分
お問い合わせ先 広報・マーケティング室 浅見・小張Tel.03-6811-6241