はこちらNTT都市開発株式会社（以下、NTT都市開発）を代表構成員、NTTアーバンバリューサポート株式会社（以下、NTTアーバンバリューサポート）、および株式会社NTTファシリティーズ（以下、NTTファシリティーズ）を構成員とする難波宮跡公園「みんなのにわ」プロジェクト（以下、当グループ）は、「難波宮跡公園（北部ブロック）整備運営事業および難波宮跡（南部ブロック）管理運営事業」（以下、本事業）の一環として、難波宮跡公園北部ブロックにおいて難波宮の後期内裏正殿基壇部・回廊の復元や、公園の利便性を高める商業施設・駐車場等の整備（以下、本整備）に着手しました。
なお、本整備は2025年3月頃の完了、2025年4月の開業を予定しております。
【事業概要】
本事業※１は大阪市初のPark-PFI事業であり、当グループは公募認定（2023年4月20日付）を受け、「みんなのにわ なにわのみや」を事業コンセプトに掲げ、事業推進に取り組んでいます。
事業コンセプト
みんなのにわ なにわのみや
難波宮は古代の人々が遺してくれた遺産であるだけでなく1950年代より市民の発意により保全されてきた貴重なオープンスペースです。
当グループはその歴史を引継ぎ、この場所を市民が自身の居場所として利用し、守り育てていく街の「にわ」と位置付けます。
その魅力を最大限に引き出すことで、市民が出逢い、愛着や誇りを育み、新たな歴史を紡ぐ場とし、市民とともに未来へ引き継ぎます。
【北部ブロックにおける整備内容】
難波宮（飛鳥時代～奈良時代に存在した宮殿）の遺構をわかりやすく示した歴史公園として、かつ来園者の利便性を高める都市公園としての整備に取り組みます。
歴史公園としての整備
前期・後期回廊の表示、後期内裏正殿（基壇部）の復元、各歴史遺構の解説板の設置等により、来園者が難波宮のスケールや当時の雰囲気を身近に感じることができるような歴史性の魅力発信を行います。
都市公園としての整備
大阪城を臨む芝生広場、その芝生広場に面した商業施設の他、駐車場・駐輪場の整備を行い、居心地がよく利便性の高い公園をめざします。
北西（大阪府警察署）からの園地・商業施設イメージ 
南東 園地からの商業施設イメージ 
南西（谷町四丁目駅方面）からの商業施設イメージ
また東側隣地※２におけるカペラホテルグループの新しいライフスタイルブランドである「パティーナホテルズ＆リゾーツ」（ホテル名称：パティーナ大阪）についても2025年春の開業を予定しております。
これらの取り組みを通じ、エリア一体での歴史・観光拠点としての魅力向上と周辺エリアにおける回遊促進めざします。
【計画概要】
| 所在地 | 大阪市中央区法円坂１丁目、馬場町および大手前４丁目地内 |
|---|---|
| 実施事業 |
|
| 開業 | 2025年4月（予定） |
| 事業面積 | 約2.3ha |
| 整備内容 | 遺構表示、芝生広場、商業施設、駐車場（約101台）、駐輪場（約75台） |
| 建物規模 | 1,817.22㎡（予定）、地上１階、4棟 |
| 設計 | 株式会社竹中工務店、鳳コンサルタント株式会社 |
| 施工 | 株式会社竹中工務店 |
【関連リリース】
- ・大阪市初のPark-PFI活用事業 「難波宮跡公園」の設置等予定者に決定～難波宮跡公園「みんなのにわ」プロジェクト始動～
（2021年10月13日、https://www.nttud.co.jp/news/detail/id/n26462.html）
【本件に関するお問い合わせ先】
＜事業内容に関するお問い合わせ先＞
NTT都市開発株式会社
難波宮跡公園P-PFI推進室
Tel：06-6441-5002
＜報道機関からのお問い合わせ先＞
NTT都市開発株式会社
経営企画部 広報室
NTTアーバンバリューサポート株式会社
経営企画部 広報室
株式会社NTTファシリティーズ
経営企画部 広報担当
【参考】
南部ブロックにおける魅力向上業務
今回整備に着手する北部ブロックに先行して2023年4月から、南部ブロックの魅力向上業務として以下の活動を行っております。
【大規模催事の実施】
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みんなの“はじめて”が大集合する前代未聞の体験型イベント『はじめてフェス』
（2024年３月23日（土）～24日(日)）「はじめてフェス」では、老若男女問わず楽しめる、多岐にわたる体験コンテンツをご用意しています。気球体験や野外シアターをはじめ、スポーツ、カルチャー、ウェルネス、動物、文化体験など、日常・非日常問わず幅広いジャンルのアクティビティが展開されます。
※これまで実施した取り組み
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新たなフードイベント 『NANIWANOMIYA WORLD KITCHEN FEST．』
（昨年2023年4月2９日（土）～5月７日（日）の 9 日間 実施済み）古代から文化の交流地であった難波宮跡に、世界の選りすぐりの料理が約 40 店舗軒を連ね、世界中のさまざまな食文化が集結した新フードイベントを開催しました。
【市民と連携した活動（なにわのみやサポーターズクラブ／なにサポ）の実施】
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難波宮跡で様々な市民活動を育み・サポートする取組み 『なにわのみや 1400 プロジェクト』
（昨年2023年10月4日より、活動中）難波宮跡で「あんなことをやってみたい！」「こんなことがやってみたい！」という、市民のみなさまのアイデアを気軽に相談・実現できる仕組みとしてキッチンカー型の活動拠点を設置しております。
