NTT都市開発株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 池田 康)は、当社が認定計画提出者および指定管理者の代表法人を務める「ひろしまゲートパーク※1」(以下「本公園」)が、公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2024年度グッドデザイン賞」を受賞したことをお知らせします。なお今回の受賞により、当社におけるグッドデザイン賞の受賞は13年連続となりました。
<受賞物件>
ひろしまゲートパーク(旧広島市民球場跡地イベント広場)
【概要】
Park-PFI(公募設置管理制度)を活用して、旧広島市民球場跡地(広島市中区基町)にイベント広場や商業店舗などを一体的に整備したプロジェクトです。旧市民球場時代の記憶や平和記念公園から南北に延びる平和の軸線※2を尊重しながら、日常的に市民が憩い、また多彩なイベントの開催により賑わいが生まれる公園空間を計画しました。
本公園内には、テラスや木陰、大屋根ひろばなど気分に合わせて心地よく利用できる滞在スペースを設け、穏やかな瀬戸内気候のもと屋外での時間を楽しむ広島ならではのライフスタイル「オソト文化」※3を醸成しています。また、公園中央のイベント広場とそれを囲む商業店舗の間には木造の大庇やテラスを設け、双方の賑わいをつなげさらに高めるとともに、公園の外からも店舗の内部が見えるデザインとすることで、公園内の活気を周辺にも波及させています。さらに、平和の軸線に沿った桜並木のピースプロムナード※4や子どもたちが自由に遊べるひろばを整備し、近接するひろしまスタジアムパーク※5へ来園者をいざなうなど、周辺エリアへつながる散策路を広大な敷地内に巡らせ、広島市都心部の回遊性を高めています。
本公園はエリア再生の基盤となるだけでなく、風土に合ったライフスタイルの醸成によって広島の魅力を発展させることを期待されており、開業から1年間で約630万人が来園※6しました。
(NTT都市開発株式会社、大成建設株式会社、広島電鉄株式会社、株式会社中国新聞社、株式会社広島バスセンターの5社による共同受賞)
【審査委員の評価】
広島市民にとって特別な記憶がある場所の再生である。市民の間でこれまで長い間、様々な議論が交わされ、この事業についても様々な激論があっただろう。平和を願う厳かな公園と商業エリアが近接しているが、ここは本当の意味での市民の憩いの場になっている。温暖な瀬戸内海気候の良さに着目され、市民のニーズをしっかりと受け止めた空間だ。 樹木が育ち、森になる20年後に事業が終了して取り壊されるそうだが、20年後の広島市民はおそらくこの空間が生み出す賑わいと潤いの継続を望むであろう。関係者のそんな静かな熱意を感じた。
【周辺図】
- 2023年3月31日に開業した「旧広島市民球場跡地イベント広場」の愛称。2021年4月に広島市が公募したPark-PFI事業「旧広島市民球場跡地整備等事業」の認定計画提出者(グループ名:NEW HIROSHIMA GATEPARK 代表法人:NTT都市開発株式会社、構成法人:大成建設株式会社、広島電鉄株式会社、株式会社中国新聞社、株式会社広島バスセンター、NTTアーバンバリューサポート株式会社、株式会社NTTファシリティーズ、株式会社シーケィ・テック、株式会社NSP設計)が整備し、指定管理を実施。
- 建築家の丹下健三氏が「広島計画 平和都市の建設」(1950年)において提唱した、平和大通りと直交し原爆死没者慰霊碑から原爆ドームを望む南北方向の景観軸。
- 当事業では、温暖な気候に恵まれた広島ならではの、屋外で多様な活動や交流を楽しみ、分け合い助け合う、ニューノーマル時代にふさわしいライフスタイルを「オソト文化」と称して提案。
- 平和記念公園から原爆ドームに至る平和軸に沿った桜並木の平和の散歩道。
- 「広島サッカースタジアム等整備事業」により整備され、2024年2月に「エディオンピースウイング広島」として開業したサッカースタジアムと、その東西に「中央公園広場エリア等整備・管理運営事業」により整備され、2024年8月に開業した芝生ひろば・水辺ひろばおよび商業施設HiroPaを合わせたエリアの愛称。
- 来園者数等の情報は株式会社データワイズのDatawise Area Marketerより推計したもの(2024年4月5日時点)。
年間の来園者数については、各月の来園者数を翌毎月5日頃に当該サービスより算出した推計値の合計。
(URL:https://www.datawise.co.jp/)
<参考:グッドデザイン賞とは>
グッドデザイン賞は、製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、私たちを取りまくさまざまなものごとに贈られます。かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰しています。
さらに、複雑化する社会において、課題の解決や新たなテーマの発見にデザインが必要とされ、デザインへの期待が高まっています。グッドデザイン賞は、審査と多様なプロモーションを通じて、デザインに可能性を見出す人びとを支援し、デザインにできること・デザインが生かされる領域を広げ、私たちひとりひとりが豊かに、創造的に生きられる社会をめざしています。
グッドデザイン賞は、デザインによって私たちの暮らしや社会をよりよくしていくための活動です。1957年の開始以来、シンボルマークの「Gマーク」とともに広く親しまれてきました。
グッドデザイン賞は、製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、私たちを取りまくさまざまなものごとに贈られます。かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰しています。
さらに、複雑化する社会において、課題の解決や新たなテーマの発見にデザインが必要とされ、デザインへの期待が高まっています。グッドデザイン賞は、審査と多様なプロモーションを通じて、デザインに可能性を見出す人びとを支援し、デザインにできること・デザインが生かされる領域を広げ、私たちひとりひとりが豊かに、創造的に生きられる社会をめざしています。
お問い合わせ先
NTT都市開発株式会社
広報室 入戸野、若松
nttud-pr@ntt-us.com