「創エネ」の取り組み:太陽光発電システムの設置
NTTグループは現在、環境にやさしい自然エネルギーの普及促進に向けた取り組み「グリーンNTT」を推進しており、当社もこれに参画し、自然エネルギーの普及拡大に努めているところです。
「グリーンNTT」では、2012年までに計5MW規模のソーラーシステムなどの導入を進めることとしています。こうした中、当社でも2010年3月25日(木)、当社保有ビルとしては初となる「太陽光発電システム」を、「アーバンネット博多ビル」(福岡県福岡市)の屋上に設置し、運用を開始しました。
この太陽光発電システムは、年間発電量約15MWhとなる見込みで、一般家庭の年間消費電力量に例えると約3世帯分、「アーバンネット博多ビル」全体の利用電力では、約0.9%に相当します。
ビル1階のエントランスホールには、ガラス面に設置された表示画面に、プロジェクターを用いて発電電力やCO2の削減効果などの各数値を映写するシステムも設置しました。
表示画面は約80インチの大きさがあり、自動で切替る季節感のあるビジュアルをバックに、現在ならびに累計の発電量等の数値のほか、CO2の削減効果を杉の木の吸収量に例えたり、発電電力を一般家庭の電気使用量に換算したりと、リアルタイムにわかりやすく映写しており、ビルの訪問者や付近を通行される方にご覧頂いています。
また、将来的には、電気自動車充電スタンドへの接続も視野に入れた仕組みも用意しているところです。
「太陽光発電システム」の今後の展開については、今回の運用状況および自然エネルギーの普及にかかわる世の中の動向などを踏まえ、幅広い観点から検討していきます。
屋上に設置されたパネル
正面玄関に映える約80インチの表示画面